スーパー銭湯のブランドアイデンティティデザイン
Client:OAKLAND GROUP
既存ファンの心も掴みながら、新しいファン層獲得をスタイリッシュに
プロジェクト概要Project Overview
日本全国にスーパー銭湯を展開する〈竜泉寺の湯〉のセカンドブランドとして、2022年春に流山おおたかの森、2023年秋に仙台にそれぞれ新規オープンした〈spa metsä Otaka(スパメッツァ おおたか)〉〈spa metsä Sendai(スパメッツァ 仙台)〉。
トータルブランディングにアートディレクションで参画し、アイデンティティを表す施設ロゴ・外装内装サイン・野立看板から、交通広告・公式アイテムグラフィック・売り場販促ディスプレイに至るまで一式をデザイン。
新業態としての目新しいスタイルイメージを印象づけながらも、既存店の常連のファンの方、近隣にお住まいの方、各地から訪れる方、サウナーの方、子供から大人まで老若男女の実に多様なお客様が期待するくつろぎのパブリックスペースに馴染むべく、自然な両立を目指したデザインを制作。
プロジェクトの過程Project Process
五月雨式に、ブランドアイデンティティを背負うロゴの開発に約半年、公式アイテムの開発に半年、館の完成に至るまでのサインデザイン計画に半年、一つの施設の完成にトータルで約二年がかりのプロジェクト。
大詰めはオープン直前の、施設周囲の野立看板や新聞広告、現場サイン追加の制作ラッシュ。現場詰めで動線を何度も巡回確認しながら、追加で必要なサインデザインを検証し、次々入稿しては納品されるプレートの設置施工に立ち会ってディレクション。